理科野外実習@伊豆大島③

野外実習2日目 いよいよ 三原山を目指します!

昨日の雨も小休止、太陽こそ見えませんが雨は上がりました。予報では昼頃から一時的に雨になりそうなので早めに行動します。朝7時に宿泊所を出発です。三原山登山口へ向かいます。

伊豆大島の三原山は今から32年前の1986年秋、突然噴火活動を活発化させました。三原山は、江戸時代以降40〜50年の周期で小規模な噴火活動を続けている活火山です。1986年の噴火もその周期に当てはまっていましたが、噴火の規模が大きく違っていました。下の写真で数本の黒い筋が見えますが、これがそのときカルデラ火口を超えて流れ出た溶岩流です。今からその溶岩流を目指して歩きます。

三原山登山口から三原山を望む。1986年噴火の溶岩流が見られます。

溶岩流の先端まで来ました。噴火から32年経っているため溶岩流の上には植物が生え始めています。しかしもともと高熱の溶岩の中に植物の種子はありませんので、これら植物の種子は、風で飛ばされたり、鳥や動物に付着した種子が運ばれたものです。このように地面に植物の種子などを含まない土地から植物が始める現象を植物遷移といいます。先ほど紹介したように、伊豆大島三原山は周期的な噴火が起こるたびに植物の遷移が見られるため、植物の移り変わりにかかる時間が計算できるので野外調査には最適なフィールドです。あまりにも気持ちよかったので横になって自然を体で感じています。

溶岩流の上に寝転んで大自然を満喫しました。最高!!!

三原山外輪山の内側(カルデラ内)は周期的に起きた溶岩流がそこかしこに見られ、植物相はあまり豊かではありません。さあ、登山道を火口に向かって進みます。

 

舗装された登山道路の傍にキク科植物が咲いていました(ヨメナかな)。名古屋に戻ってから同定したいと思います。植物遷移過程というよりは人為的に運ばれてきたものと思われます。

理科野外実習@伊豆大島

理科野外実習@伊豆大島②

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理科野外実習@伊豆大島⑥

この記事の筆者
ワンゲル
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