理科野外実習(伊豆大島)が始まりました。

市邨高校では、各分野の研究者の話を聞いたり、実際の研究所・工場などを訪問しています。その一環として伊豆大島を訪れる野外実習(12月22日〜24日)を実施します。
「生物基礎」の授業で学ぶ「植生とその遷移」では、一次遷移の例として多くの教科書で伊豆諸島が取り上げられています。今回の野外実習では2泊3日の日程で、伊豆大島における植生の変化(火山噴火で植物が失われた土地からどのように植物が再生されるか)を実際の目で見て学んできます。また、伊豆諸島がどのような地殻変動で生まれたか、伊豆大島特有の動植物、伊豆大島見られる夜空など、参加者それぞれが探求のテーマを持って調査します。



上の3枚の写真は、31年前に筆者が撮影した伊豆大島三原山噴火の様子です。今回の調査では31年間で植生がどのように変化したかも観察します。