立山縦走夏合宿 ワンダーフォーゲル部7月山行

[WanderVogel]2泊3日(7月31日~8月2日)の日程で富山県立山(雷鳥沢キャンプ場)で夏合宿を行いました。

今回の行程もすべて公共交通機関を利用して立山(雷鳥沢キャンプ場)に行きました。最初は高速バス(名古屋駅-富山駅)です。次に富山地鉄に乗り換えて立山駅に向かいます。立山駅は立山黒部アルペンルートの玄関口です。いよいよ7月山行の始まりです。立山駅と美女平はケーブルカーで結ばれています。立山駅にはザックを背負った登山者がいっぱいでした。

ケーブルカーに乗って立山駅を出発します

立山室堂に到着しました。今回の目標となる立山(雄山・大汝山・富士ノ折立)が見えます。気合いが入りました。さあ、今日から2泊する雷鳥沢キャンプ場に向けて約1時間あるきます。

背後にそびえる山が立山三山です。天気も最高!

立山室堂からキャンプ場に向かう途中にミクリガ池があります、雪解け水が旧火口たまって行けになっています。そこで今回の目的にひとつライチョウに遭遇しました。

すっかり夏毛。保護色になっていて目立ちにくいですね。

さあ、いよいよキャンプ場まであと少し。利用者の色とりどりのテントが見えてきました。今日から2泊します。本格的な山登りは明日です。

もうすでにたくさんのテントが張られています

私たちもなんとかテントを張れる場所を見つけます。雷鳥沢キャンプ場は水場もトイレもあり快適です。多くの登山者が利用することもあり地面は大きな石もなくきれいです。テントを張った後は食事作り。手際よく準備します。夕食の後は源泉掛け流しの温泉施設で入浴です。温泉から出た後はもうすっかり日も暮れてキャンプ場は満天の星と色とりどりのテントの灯りできれいでした。星空が撮影できなくて残念。

素早く、丁寧にテントを設営していきます
山の上で食べる食事は格別です!

明日に備えて早めに就寝します

さあ、2日目の朝です。午前4時起床です。朝食と身支度を整えたら本格的な山登りのスタートです。立山連山を周回しながら剣岳を遠望するコースで歩きます。予定していたコースを一部変更しました(大走りコースは危険という情報があり御前劔小屋と別山経由で真砂岳へ向かいます)。私たちのテントが小さくなっていきます。呼吸を整えながらもゆっくり登っていきます。最初の2時間の登りは高低差600mでとにかく辛いですが、登山道の脇に咲く高山植物と雄大な景色に癒されることで気を紛らわせます。大空を飛び回るイワツバメや岩の上を動き回る岩ヒバリの鳴き声、ガスが出てくると現れるライチョウ・・・。

後ろにそびえる岩山が「剱岳」です
岩の割れ目に咲くイワギキョウ
残念ながら富士の折立はガスの中でした
再びライチョウに遭遇!癒やされますね。
「こだま」が帰ってきます。

立山縦走の最終目的地(雄山神社)に到着です。500円でご祈祷をしていただけます。立山(雄山)は日本三霊山の一つで古くから登山されています。また、室堂側から約2時間半で雄山山頂まで来られることもあり、トテモ多くの登山者で賑わっていました。ヘリコプターで荷物をあげることもあり飲み物・土産物も充実しています。呼吸を整えたらキャンプ場に戻ります。今夜も温泉に入って今日の疲れを落とします。

ドリンク類は雪で冷やされています。とても冷たくて美味しそう!

チングルマ
8月上旬ですが、至るところに雪が残っています。ひんやりして気持ちいいです。

最終日も快晴です。ミクリガ池に逆さ立山が映ります。今日も室堂から4つの交通手段(高原バス・ケーブルカー・富山地方鉄道・高速バス)に乗って名古屋へ向かいます。気温約18℃の世界から35℃を超える街へ降りていきます。

昨日歩いた立山がミクリガ池に写っています
立山駅と富山駅を結ぶ富山地方鉄道
立山駅のソフトクリームが美味しかった

今回の活動記録

ワンダーフォーゲル部夏季2
立山合宿 実施要綱 (案)3

 

この記事の筆者
ワンゲル
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Comin’ Back to Japan2019年8月5日
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